地方アートメイク看護師の就職相談会ご報告

２０２３年１２月２２日に行われたアートメイク看護師のオンライン就活相談会のご報告です。
看護師のみ参加の完全承認制zoomにさせて頂きましたが１００人近い申し込みとご参加をありがとうございました。
今回のこの相談会の主催者であるPGCスクール斎藤インストラクターさん。お誘い頂きありがとうございました。

アートメイク看護師の就活相談会開催のきっかけ

私自身、アートメイク看護師になる前は一般的に保険診療の病院で働く看護師でした。
アートメイク看護師を目指しスクールへ通い始めましたが、当初の私はスクールさえ卒業すればアートメイク看護師として働けるとキラキラした世界だけを想像していたのです。

しかし、実際にスクールを卒業してみるとまず第一関門としてアートメイク看護師として働ける場所がない。
求人がないどころか、地方ではアートメイクを導入しているクリニック自体がほとんどないのです。
私の場合はかろうじてたまたま求人があり、常勤といてそのクリニックへ就職したのですが散々な目に合い退職してフリーランスという道を選びました。（それについてはまた後日。）

といっても２０年近く病院で雇用されていた私が個人事業主としてクリニックと契約をして働くなどどうしたらよいのか右も左も分からない状態で。自分自身アートメイク導入までに本当に苦戦しました。今となっては県内でも多数ｔのクリニックにご賛同いただけるようになりましたので、同じように苦戦しているかたの応援ができたらと思い今回の相談会開催となりました。

アートメイク看護師が就職できない理由

　都会はすでにアートメイクの戦国時代と言われるほど飽和状態になりつつありますが、地方は逆でまだまだアートメイクの認知が少なくアートメイクを導入しているクリニックすら少ない状態です。

地方でアートメイク看護師として働くためには、まず自分でクリニックへアートメイク導入の営業をして自分で導入の準備からしなければなりません。

その営業方法が分からない看護師が多数、ほとんどでした。

フリーランスアートメイク看護師の就活相談会での内容

今回はその営業方法（クリニックへの導入のアプローチ方法）をお話させていいただきました。
実際に私が行っている営業方法から作成した資料まで全てをお見せしました。

正直、普通に電話したりメールをして営業したって忙しいクリニック側には届かないのです。
常識を覆すような営業方法がちゃんとあるのです。恐らく誰も想像すらいていないでしょう。
相談会に参加された皆さんからも「目からウロコ」「想像以上」という感想を多数いただきました。

実際にその後、その営業方法を元に動き出したフリーランスのアートメイク看護師さんから年明けまでに14件の契約報告をいただくことができました。本当にこの会をやって良かったなと。

そして全国からのベテランアートメイク看護師による協力ネットワークのご紹介をさせていただきました。
スクールを卒業したものの施術場所がなくモニターすら経験を積めない方々に対し、全国のベテランアートメイク看護師が施術場所の提供とモニター施術監督をしてくれるシステムです。
業界の繁栄の為良心的な価格でご協力くださった講師群の方々に心から感謝です。

私自身前職のクリニックでさんざん悔しい思いをした時にたくさんの業界の先輩方やアートメイク仲間に助けられてきました。
今度は私がこの業界に恩返しをする番だなと思っています。